【第99回】「第2回池脇まさひこ話そう会」を開催しました。


お疲れさまです。今日は10月10日です。最近は涼しい、あるいは寒いというような天気でしたが、今日は暑い。皆様、体調は崩されてはいませんか?
地道にこつこつ池脇まさひこです。

さて、本日は「第2回池脇まさひこ話そう会」を開催しましたので、その内容を報告します。
1 日 時 令和8年10月10日(土)10:30~11:30
2 会 場 坂町町民センター 3階 会議室2
3 参加者 5名
4 内 容
①道路・歩道の整備と美観の問題点
●坂町内の歩道は自動車の出入りで路面が下がり、歩行しにくい箇所があると指摘された。町全体の道路環境については「特に草が多く、汚れている」という印象が強く、メイン道路や人が多く歩く歩道でも雑草が放置されている状況が見られるとの意見が複数あった。こうした景観・維持管理の不足が「田舎で住みたくない」というネガティブな評価に直結しているとの認識が共有された。
●夜間の暗さも安全上のリスクとして繰り返し取り上げられ、駅周辺から主要道路にかけて「車に乗っていても怖い」レベルだという指摘がある。駅周辺の一部ではLED化が進められたが、依然として不足しており、防犯対策としても更なる増設・明度確保が必要とされた。新しく開発された地区では街灯設置済みとの情報もあり、面的に整備が進むべきだとの方向性が示された。
●また、平成ヶ浜の海沿い公園周辺では大型車両の通行により点字ブロックが潰れて危険な状態となっている事例が共有され、バリアフリー設備の耐久性・維持補修の仕組みを再設計する必要性が浮き彫りになった。道路工事の専門家視点からも、維持工事の計画性・予算制約が課題であることが示唆された。
②ベイサイドビーチ坂の活性化策と課題
●ベイサイドビーチ坂は県整備の施設で、指定管理者は坂町。現行の飲食運営は二代目で、繁忙期が夏に限定、営業時間も昼中心に限られるなど、収益性に制約がある。駐車場は夜間に火気使用等のトラブルが発生した過去があり、現在は入場制限されている。展望スポットの案内板はあるが、そこから実際に登る道の整備が不十分でアクセス困難という課題も指摘された。
●活性化案として、議会で「道の駅」化を提案済みであるほか、アウトドア企業モンベルとの連携が複数名から強く示された。具体的には、トレッキングコースの整備、キャンプ用品のレンタル・販売、バーベキュー施設の設置などにより、夏季以外にも通年で集客・滞在型の消費を創出する構想が語られた。モンベル側の専門性やブランド力を活用し、町と企業が役割分担して運営する発想が支持された。
●一方で、バーベキュー施設提案に対して、町長から「山が近い(斜面)」を理由に否定された経緯があり、行政側の発想の硬直性が進展を阻害しているとの不満も述べられた。砂浜・駐車場の簡易設備を季節に応じて設置・撤去し、風が強い日は休止する等の柔軟運用で通年活用を図るべきとの現場感覚の案も出ている。
●総じて、指定管理の枠組み見直し、民間連携、アクセス導線の整備(登山・トレイル)による滞在価値向上が、短中期の打ち手として整理された。
③生活利便性向上のための商業施設誘致
●日常の買い物利便性は大きな不満点となっており、災害や売上影響でJAスーパーが閉鎖されて以降、坂・小屋浦での買い物が不便になった。再開を求める声が多く、住民ニーズの高さが再確認された。過去にはユアーズ、マルシェ、スパーク、マックスバリュ、フレスタなど複数のスーパーが存在していたが、撤退も相次ぎ、現状は選択肢が痩せている。
●将来的な用地可能性として、ヤマダ電機跡がエディオンの店舗整理の影響で空く可能性に言及があり、同店舗は広いフロアと2階の倉庫を有しているため、複合施設(スーパー、コインランドリー等の生活機能の集約)としての活用余地が示された。耐震・荷重など技術条件の検討は必要だが、面的に生活機能を集約する発想が有効とされた。
●コインランドリーについては、駅近(DCM付近)に過去存在したが、利用減で閉鎖された過去がある。一方、大学生等の若年層には一定の需要があり、高齢者からの設置要望も複数寄せられている。初期投資は約3000万円と見積もられており、採算性の精査が不可欠である。
●スーパー誘致では、大型店維持が人口減少や宅配サービス拡大(弁当等)で難しくなっている現状を踏まえ、車を運転できない高齢者等の生活圏内に小規模スーパーを複数配置する「面的展開」が有効との意見が示された。単独小規模店舗は採算が厳しいため、町内でグループ化して一括仕入れ・物流を統合することで運営可能性が高まるとの実務的提案が提示された。
④人口減少対策と町の将来ビジョン
●人口減少への対策として、小屋浦地区の再開発が議決され、町有住宅の移設と新築70戸程度の整備、残地の一戸建て分譲により人口増加を見込む計画が共有された。横浜中央3丁目周辺でも資材不足(ホルムズ海峡の影響で塗料不足)に直面しつつ、新築が増えつつある状況(12軒中4軒完成)が語られ、民間主導の居住需要の兆しも見える。
●学生向けの居住施設(文化学園大学の合宿所案)は、斜面地が多く開発困難という町長の見解により進展がない。とはいえ、企画財政課長の若返り(40代)を受けて、若い職員中心に新機軸の企画を推進する期待が示された。町長は3期目にあり、長期政権への批判的視点や、高齢化日本社会の先行きに対する懸念も語られたが、JR駅の廃止予定はなく、再開発等を通じた発展余地は残されている。
●過去の市町村合併の経験(五日市町や湯来町等)に触れつつ、政治的利害・既得権が広域連携を阻む構造にも言及があった。町の将来ビジョンには、住宅整備・生活インフラ充実・交通アクセス改善を有機的に結びつける政策設計が不可欠だと整理された。
⑤防災とインフラの課題
●砂防ダムによっては、土砂が堆積し樹木が生い茂る状態が確認されており、危険性が強く指摘された。土砂を定期的に排出しなければ砂防施設の価値を失うという指摘があり、概ね2年半で堆積限界に達するとの経験則が共有された。上流・複数段のダムの連携運用や、計画的な浚渫スケジュールの確立が急務とされた。
●交通インフラでは、JR呉線の突発的運休が頻発し、駅の掲示板の不具合・長期復旧や手動操作の必要性等が利用者の混乱を招いている事例が具体的に語られた。特に車椅子を利用する交通弱者は、運休時の代替便混雑で次々の便にも乗れず、長時間待たされる不利益が発生している。表示設備の安定稼働、迅速な情報提供、バリアフリー支援体制の拡充は、町のアクセシビリティと住みやすさに直結する課題として認識された。
●また、広島で多数の犠牲者を出した過去災害経験が坂町のネガティブイメージ(「住みたくない街」)を助長しており、砂防・避難・情報伝達・復旧体制の総合的強化が地域評価を反転させる鍵となる。
⑥行政・運営に関する横断的論点
議会・行政の課題として、予算制約や災害後の規制強化により、道路維持、街灯増設、公共空間活用(ベイサイドビーチ等)が遅延・停滞する構造が浮上した。指定管理者制度の運用見直し、官民連携による収益モデル構築、季節・気象に応じた柔軟な運用設計が求められる。
●また、AI等の新技術は「道具」であり、意思決定者が出力を吟味し、現場事実と整合させる責務があるという指摘があった。若い世代が即答に依存し思考を省略する傾向への懸念が示され、エビデンスに基づく合意形成が必要とされた。
⑦次回予定・連絡
次回は「1月30日(土)」に町民センター1階の視聴覚教室で、10:00~11:30の枠で開催する。これまでの1期4年間の池脇まさひこの議員活動報告も予定されている。

以上となります。今回もまた充実した中身の濃いお話ができたと考えています。今回の意見についても、前回同様、議案質疑、一般質問で取り上、町政へ反映させていきたいと考えています。
こうした会を地道に開催していくことで、坂町をより一層住みやすい町にできればよいと考えています。
次回は1月30日です。よろしくお願い申し上げます。

来週の月曜日は祝日のため、坂駅での朝の街頭活動は木曜日の朝に変更します。ちなみに火・水曜日は議会出張で宮城県に参ります。

池脇まさひこは、これまでもこれからも、地道にこつこつ頑張ります。応援よろしくお願いします。