【第100回】記念すべき100回目の活動レポートは「令和8年度総合計画調査視察研修報告」です。


皆様、お疲れさまです。本日は10月16日です。朝晩の寒暖差はあるものの、秋らしい爽やかな天気です。お元気でお過ごしのことと存じます。
地道にこつこつ池脇まさひこです。
9月から10月にかけて多くの行事に参加させていただいております。ざっと取り上げますと、次のようになります。
9月
1日(火)9月定例会(議案質疑)
2日(水)9月定例会(一般質問)3件の質問をしました。
3日(木)決算特別委員会(総務厚生関係)
4日(金)決算特別委員会(建設文教関係)、議会運営委員会、広報特別委員会、街頭活動(坂駅)
7日(月)街頭活動(坂駅)広報特別委員会~9日(水)
11日(金)街頭活動(坂駅)
12日(日)敬老会
17日(木)街頭活動(坂駅)篠崎隼人地域おこし協力隊員の活動報告会
18日(金)議会運営委員会、広報特別委員会、街頭活動(坂駅)
24日(木)街頭活動(坂駅)
25日(金)街頭活動(坂駅)
28日(月)街頭滑動(坂駅)、川本町研修調査出張~29日(火)
10月
2日(金)坂中学校体育祭、全員協議会、総務厚生委員会、街頭活動(坂駅)
4日(日)町内体育祭総合開会式
5日(月)街頭活動(坂駅)
7日(水)議会運営委員会、全員協議会、議会臨時会
9日(金)街頭活動(坂駅)
11日(日)曳き船出船式、同反省会
13日(火)令和8年度総合計画調査視察研修(宮城県松島町)~14日(水)同左(気仙沼市)
15日(木)街頭活動(坂駅)、山路英夫氏・広島市議会副議長就任祝賀会


以上となります。こうしてみると充実した街頭活動を行なえています。先日の宮城県の出張の際、坂駅で行き交う方から、次々と私に声をかけられるのを見た同僚議員から「すごいなあ」と感心する声をもらいました。
よく言われることですが、一般的には選挙前だけ街頭活動をするような議員が少なくないと聞いております。私は地道にこつこつ4年間、朝に夕に継続して街頭活動を行ってきました。成果であり私が最も力を注いでいる活動です。なので・・・このときだけは胸を張りました(笑)。これからも頑張ります。応援よりくお願いします。
さて、前置きが長くなりました。ここからは、10月13日の宮城県松島町議会で行われました研修会について報告させていただきます。

10月13日視察報告
1. 震災被害の特性と減衰メカニズム:
– 震度6弱、最大津波高2.6mを記録。松島湾内の260余りの島々が防波堤となり津波の勢いが減衰(町域全体の浸水は5%未満)。
– 一方で最大約150cmの地盤沈下、地震動による家屋倒壊(全壊221棟)、埋立地・農地の冠水・塩害が深刻化。人的被害は町民犠牲者16名(うち町内2名)。
2. 多面的な復旧・復興事業の完了:
– 復興交付金事業全56事業(町実施49事業、総事業費約224億円)は令和3年度までに完了。
– インフラ整備(雨水ポンプ場・排水路、松島橋・松島大橋の架け替え、防潮堤7箇所のかさ上げ、災害公営住宅52棟、漁業集落高台化、JR仙石線等の段階的復旧、農地再生)。
– 観光・都市機能の強化(約6haの防災緑地公園、国道45号歩道拡幅、電柱地中化、松島海岸駅バリアフリー化、日本遺産認定のPR活用)。
3. 防災・減災対策と情報伝達の多層化:
– 土地勘のない観光客・来訪者向けに、現在地連動・多言語対応(英・中・韓)のQRコード連動Web版ハザードマップを整備。
– 防災行政無線、LINE、SNS、電話応答サービスに加え、KHBのdボタンを活用した「テレビ回覧板」や高齢者向け個別受信機など情報弱者対策を実施。
– 自治体間(近隣および遠方)および民間(ALSOKのドローン・警備、バス会社の代替輸送、キャンピングカー・トレーラーハウス、生協等)との多層的な協定締結。
4. 運用実務における現状と課題:
– 避難行動要支援者名簿の事前提供における個人情報保護の壁(同意率は約40数%にとどまる)。
– 木造復興施設(石田沢防災センター等)の老朽化対策および高額な維持管理費(電気代等)。
– 受援体制の地域防災計画への記載はあるものの、具体的スキームの未整備(令和14年3月改定に向け詳細設計を推進予定)。
– 被災者の心のケアは令和2年度で震災特化枠を終了し一般相談へ移行。若手職員への震災伝承と意識醸成が急務。
5. 地域間連携と産業振興:
– 広島と宮城における震災時の牡蠣種苗支援をはじめとする相互協力の絆を再確認。温暖化に伴う牡蠣の出荷時期調整(1か月後ろ倒し)や外国人観光客対応など、レジリエンスと地域経済両立の重要性を共有。
6. 補足説明
– 湾内島嶼群による津波減衰効果や地盤沈下対策など、地形的特性に応じたハード整備を推進。
– 11月5日「松島防災の日」の総合訓練、多言語Webマップ、初動マニュアル整備(職員の居住分布を踏まえた出動基準・安全優先)などソフト面も強化。
– 施設の維持費増大、受援スキームの具体化、要支援者名簿の同意取得率向上が今後の主要課題。
– 津波減衰再現モデルは震災後約1年で検証され、土木学会等でも注目された。
– 防災センターの即応機能がボランティア受け入れ等に寄与。町の人口減少(1.5万人台から1.2万人台へ)は直接流出よりも高い高齢化率による自然減が主因。塩害を受けた瑞巌寺杉並木の木材活用を実施。
– 西日本豪雨の経験を踏まえ、避難所運営・施設維持管理の費用対効果、協定の実効性、職員招集プロセスの実務面を精査。
– 牡蠣産業支援や日本三景の共通点を基軸に、南海トラフ等の将来災害への事前防災と自治体間ネットワーク強化を評価。
7.質疑応答・追加説明
●池脇: 震災後約1年で確認された津波再現モデルについて質疑。島々が波の勢いを削いだ減衰効果(浸水域5%未満)が土木学会等で評価され、住民説明用の有用な根拠となったことを確認。
– インフラ・治水: 雨水ポンプ場整備、排水路・下水道管渠移設、松島橋・松島大橋架け替え、防潮堤7箇所のかさ上げ。
– 生活再建: 災害公営住宅52棟整備、漁業集落の地盤かさ上げ・排水整備、住宅再建補助・税減免。
– 交通・防災拠点: 代替バスからJR線(東北線・仙石線)の段階的復旧、避難所8箇所への備蓄倉庫・耐震性貯水槽(40t級)・自家発電・太陽光(10kW級)配備。
– 観光・農業: 防災緑地公園(約6ha)、国道45号歩道拡幅(2.5m→4.5m)、電柱地中化、松島海岸駅バリアフリー化、日本遺産PR、津波被災農地・集落排水の再生。
– 外国語対応・現在地連動防災マップの独自開発経緯について質問。
– 令和6年3月改定時、外国人観光客や土地勘のない来訪者向けにスマホQRコードで即座に現在地・避難所・浸水域がわかるWeb版を構築(日本語利用も可能)。宿泊施設等にも掲示。
– 防災行政無線、LINE、SNS、電話応答の一括配信に加え、テレビのdボタン(テレビ回覧板)や戸別受信機で情報弱者へ伝達。
●避難行動要支援者名簿の外部提供における個人情報の同意取得について質問。
– 対象者約800人のうち同意取得は約400人弱(同意率約40数%にとどまる)であり、個人情報保護との兼ね合いが課題。
●復興後、被災前より安全・安心なまちづくりが実感できているか質問。
-道路拡幅やポンプ場整備で50mm/hの降雨には対応可能となり被害が大幅軽減。防災センターへのボランティアセンター即時設置など初動体制が格段に向上(ただし100mm/h超の想定外豪雨では一部浸水課題あり)。
●災害協定の締結先と内容について質問。
– 遠方自治体(愛知県、廿日市市等)との相互応援、都内バス会社(観光客代替輸送)、ALSOK(避難所警備・ドローン活用)、キャンピングカー・トレーラーハウス(避難所環境改善)、生協(生活物資)等と締結。
●職員初動マニュアルの招集所要時間と庁舎設備について質問。
– 職員の半数弱が町外在住(仙台市等30分圏内)。震度や警報に応じた段階的招集基準を規定し、危険時の無理な登庁を禁じ安全最優先を徹底。庁舎内にはシャワー・給湯設備を完備。
●防災センターの平時活用と管理体制について質問。
– 防災展示の見学に加え、会議棟を有料貸出(雑貨市等の一般利用可)。シルバー人材センターへ管理委託、清掃は3年契約委託。木造老朽化や電気代等の維持管理費増大に対応するため、さらなる利活用拡大を検討。
●11月5日「松島防災の日」の訓練形態について質問。
– 年1回、小中学校体育館を活用した住民参加型避難所開設訓練を関係機関と連携して実施(約400人規模)。
●震災伝承の仕組みと被災者メンタルケアの現状について質問。
– 語り部制度化や活動費補助はなく行政職員が研修講義を担当。メンタルケアは全世帯調査・訪問等を令和2年度で区切り、以降は一般健康相談枠で継続対応。
●人口動態と瑞巌寺の塩害杉への対応について質問。
– 人口減少(約1.5万人→約1.2万人)は震災流出よりも高齢化に伴う自然減が主因。瑞巌寺の塩害杉は除塩・伐採後に木材として有効活用され、現在は再植樹を推進。

以上となります。上記にもありますように、津波を減衰する要因として沿岸の島々、防波堤が効果的であることから、坂横浜地区の沿岸防波堤は効果が期待できることが分り、大変勉強になりました。しかしながら、やはり、とにもかくにも高台に避難することが一番でることは言うまでもありません。
今回の記念すべき「第100回活動レポート」はここまでとします。次回は気仙沼市で研修報告を掲載させていただきます。
池脇まさひこは、住民の皆様に私の議会・議員滑動を少しでもご理解いただけるよう、FacebookなどのSNSを含めて、できるだけこまめに情報公開をしております。
皆様のご意見も随時、取り上げてまいりますので、ご連絡、メール等をお待ちしてます。
それでは次回、またお会いしましょう。
池脇まさひこ拝